COAX チューブおよび継手は、内側にプロセスチューブ、外側にセーフティチューブを持ちます。この二重構造の間には、例えばキャリアガスを流すことで制御室に漏れを報告したり、センサーベースの測定装置に接続された加圧システムによって漏れを検知することができます。これにより、酸や水素などの安全上重要な媒体の漏れを確実に監視でき、ダウンタイムを最小限に抑えることが可能です。また、外管を加温することで、内側のプロセスチューブ内で粘性媒体を液体のまま維持することもできます。
内面に最高水準の品質が求められる場合は、電解研磨されたドックワイラーの「ultron」仕様のプロセスチューブが利用可能です。それ以外の場合は、鏡面仕上げの「TCC」仕様のプロセスチューブを用いた COAX もご提供可能です。